着物お役立ち情報

女性用結城紬反物を男着物に仕立てました 私用なのでイレギュラーな仕立て方をいくつか試みてみました

 長〜く店に眠っていた結城紬を私用に仕立てました。これまで無地、縞ベースしか着てこなかったのですが、初めて柄物に挑戦です(画像①)。当店を贔屓にしてくださる男性のお客さんが益々歌舞いてきてて、引きずられるように(^-^;

 この結城紬は女性用で反物幅が短いため普通は裄の長さが取れません。袖に割りを入れて(足し布) 長くしてみました(画像②)。ただし共布(同じ生地)で割りを入れるにはもう一工夫必要で、衿の生地から取りました。通常の衿は「地衿」の上にもう一枚「掛け衿」を重ねて縫いますが(二重になってる)、地衿だけ(一重)にして(画像③)、掛け衿部分を袖の割りに持ってきました。
また、裏地は通常男性の場合「通し裏」と言って、上から下まで裏地が繋がってますが、女性の裏地と同様に「胴裏」と「八掛」に分けてみました(画像④)。裾が擦り切れた時に「八掛」だけ取り替えられるようにする為です。
また胴裏は半端ものの長襦袢生地(薄水色に鱗地紋)を使用しました。八掛は通常の紬用八掛です。
・画像①
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・画像②本来、掛け衿にする生地を袖(袖付側)に足して、裄の長さを確保。 
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・画像③ 地衿のみ(一重)で仕立て。折れ目を入れて掛け衿を付けている様に見せてる。Photo
・画像④女性着物の仕立て方にした。本来男性用は胴裏、八掛の区別なく繋がっている。
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きもので新年会2018 和やかで楽しい会になりました

 きもので新年会2018 今年は「趣向料理・松風」さんで開催

地元東広島市だけでなく岡山からも駆けつけてくださいました(o^-^o) 紬、大島、小紋、附下など思い思いの着物でのご参加。今回は下ろし立ての着物や羽織で参加の方も多く、タンスにしまい込まない良い機械にしてもらってます。みなさんそれぞれにこだわりポイントがあって、着物の話ももり上がります。
 今回の楽しみは料理。さすが噂に違わず「松風」さんの料理はどれも絶品(o^-^o)器にも一つ一つ味わいがあります。3,700円のお昼コースですがボリュームも充分です。
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二次会は広島大学近くの「カフェバー THE EARTH」
ゆったり空間でくつろぎました。
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振袖の丸洗い(クリーニング)承っております 祝成人特別価格で! 注意事項も

 成人式が終わって、振袖のクリーニングはどうしよう?と考えておられる方も多いと思います。当分着る予定がなければ点検も兼ねて丸洗い(クリーニング)に出すことをお勧めします。衿や袖口は直接肌に触れるので、目に見えなくてもファンデーションや皮脂などの汚れがあります。それ以外のシミも早めの対処が必要です。

 また、同じ「丸洗い」でも単純に「ドライクリーニング」だけの場合もあるので、金額の安さだけで判断は禁物。シミを残したままプレスで熱を加えることになって、ますます落ちにくいシミに変化するケースもあります。
●当店で振袖ほか着物各種、丸洗い(クリーニング)を承っております
いと善の丸洗いは全体ドライクリーニング+衿・袖口の簡単なシミ抜き+その他の簡単なシミ抜き+汗抜き まで含みます。
[祝成人特別価格] 振袖9,720円→8,100円(税込)  振袖長襦袢5,724円→4,860円(税込) 袋帯5,400円→4,536円(税込)
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2018(平成30年)成人式の傾向 東広島会場での感想をまとめてみました

あくまでも東広島市会場での印象です  

●地色  赤が最も多く、白地、黒地なども多く見られました。朱色や淡いピンク、クリームなども多かったですが、色合いや柄にレトロ感が感じられたので、ママ振(お母様の振袖)の傾向なのかもしれません。濃い目のグリーンは少数派ですが目立ちました。意外に水色も少数派。鮮やかな黄色や若草色も少数派ですが、若草色は感じ良いと思います。

●柄 新しい振袖では軽やかな花模様の総柄で基本的に古典模様が大多数。奇抜な大柄のものは少数です。恐らく大柄の振袖はママ振が多いのかも。
雑誌やメディアでよく見かける、(例えば)にこるん的なポップな感覚の振袖は少数派でした。
●髪飾り 順和風のつまみ簪(かんざし)よりも、つまみを基本にしながら洋花風にアレンジしたものが多かったと思います。赤い椿の簪は感じよくて目立ちました。
大小の簪2つ使いが増えている印象。小さな髪飾りを複数散りばめたものも多く見られました。もちろん簪一つも多いです。
●その他 おはしょりが少なすぎる着方が多く見られました。ママ振や貸衣装で丈が短い場合はそれで良いのですが、着せ方の問題もあるようです。おはしょりは概ね6〜7センチ位が良いと思います。
[いと善呉服としては] http://www.itozen.com
成人式会場の様子を参考にしながら、傾向に合わせようとは考えていません。トレンドも意識しながら、上質で飽きのこないクラシカルな(古典、本物)着こなしを提案しています。
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全出席者約1400人

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明日の成人式 広島は小雨の様です 

 明日1月8日は成人式。 東広島市でも降水確率70%〜90%雨の予報なので心配ですが、小雨の予報です。振袖着るのどうしようか?なんて悩まれている方もおられるようですが、極度に心配することもなさそうです。傘や足元(草履カバーなど)対策しておくと安心です。  

  もちろん小雨でもシルクの着物や草履はなるべく濡らさないことが大切です。湿度はかなり高いので、着物を脱いだら乾燥した場所で干して湿気を取りましょう。
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成人式の振袖 雨・雪対策 足袋カバーと草履カバーがオススメ!撥水加工の着物についても。

平成30年1月8日は成人の日ですが、広島も雨の予報(ノ_-。) 着物を濡らさないように対策しましょう。

◎シルクの振袖はパールトーン加工やガード加工など撥水加工してあるものが多いと思います。これは防水ではなく、水を弾くもの。雨に降られても水玉状になって落ちてくれます。ただ、その水玉も着物に付いたまま放っておくと染み込みますから、ハンカチなどで軽くはたいて水気を取ってください。
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◎足元は撥水草履カバーや草履カバーを用意しておくと安心です!
・たびカバー雫(SML1,620円〜)
・草履カバー(M756円、L918円)
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結城紬の里を訪ねてきました 手紡ぎ、かすり手括り、地機手織り

結城紬の里を訪ねてきました。重要無形文化財指定の3工程 ①手紡ぎ(真綿糸) ②手括り(絣つけ) ③地機の手織り、工房を拝見!結城紬は各工程分業なので、それぞれ家内工業的にされています。自宅の一角に道具(機など)を入れて仕事をされている感じ。本当に地味な作業で根気のいる仕事だと思います。こちらの工房では機が4台あって時代の担い手も育成されているとのことです。

通常は見ることのできない現場。貴重な体験に参加された皆さんもテンションが上がります!
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湯通し工房も拝見しました。結城紬はうどん粉糊を使用するために製品の段階ではゴワっとした風合いなのですが、仕立てる前には湯通しをして(糊を抜いて)しなやかな風合いにします。「結城紬は結城の里で湯通しをしてください」とのことです。
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結城紬資料館(奥順)
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きもの宝典(主婦の友)田中敦子編著 今の着物を考える上でとても興味深い本です

2016年9月に出された「きもの宝典(主婦の友)」。全ページ明治〜昭和のレトロな着物姿が掲載されていて書店で思わず手に取ってしまいました。

明治以降の着物の流れを見ることで、現代の私たちが当たり前だと思っている着物姿も色んな試行錯誤を経て今に至ることが分かります。例えば訪問着「訪問着は絵羽模様だけでなく訪問するに足る格の着物という広い意味合いもあったようだ(1925)」 「準礼装として格づけされるのは戦後しばらくしてのこと」などなど。
着物の種類、着方、 TPO、着付け道具、肌着、トレンド など、これまでの経緯を知ることで、これからの着物について柔軟に考えられる気がします。
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成人式・東広島市 振袖の傾向 平成29年(2017)

新成人の皆さんおめでとうございます。

今年は新成人の親として式典会場へに行ってきました。会場は2,000人余りの新成人で埋まり、女性は殆どが振袖。
◎振袖の地色は例年通り赤、ピンク系が多数でしたが、特徴として濃い青緑系(ピーコックグリーン)や赤系統でもえび茶色が目立った気がします。
また、クリームや水色などパステル系統が少なくなっているようですが、その中で水色の古典柄はよく映えていました。
ピンク、白、朱色地が多かったのは母親の振袖(ママ振)の方が多かったからかもしれません。ママ振は年々増えているような気がします。
◎柄は古典模様が多かったのは最近の傾向とママ振の影響だと思います。
◎髪飾りは一頃の大振りなものは影を潜め、落ち着いてて古典の振袖に合うものが主流。つまみ簪や小ぶりな花をアレンジしたものです。
◎多くの方が式典会場でもフォックスやフェザーの白いショールをつけていましたが、室内だし寒くもないので付けなくていいと思います。ある意味お決まりになっている感じなのでしょうか?
振袖は家族皆んなの気持ちが込められている人生の宝物だと思います。伝統美を身にまとうことを切っ掛けに人生をさらに充実したものにしてください。
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本日着ている着物はウールアンサンブル(ウール100%)

男物のウールアンサンブル着物。ある意味ヴィンテージです

 この着物は当店の在庫を自分用に仕立てたもの。先代が30〜40年位前に仕入れた年代物です。生地に厚みと張りがあり、殆どシワが気になりません。ウールは基本的に単衣仕立てですが暖かさは抜群です!恐らく このレベルのウールの着物地って今は生産されてないのではないかと思います。
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実は最初に仕立てたのが10年以上前で袖口や裾のスレが気になってきたので、表裏を逆にして仕立て替えています。
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ウールの着物は裏地をつけない単衣仕立て

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