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2008年4月

単衣(ひとえ)に向く着物素材

 広島も急に初夏の陽気になってきました。日中は暑いので着物(おしゃれ着)で出掛ける時は単衣を着たいのではないでしょうか。単衣は胴裏や八掛を付けずに仕立てるので、生地はしっかり張りがあるものがよいです。最もお勧めなのは塩沢御召(しおざわおめし)や白鷹御召(しらたかおめし)。よこ糸に強撚糸を使っているので、独特のシボ(凹凸)が特徴です。サラッとして張りがあるので、涼しくて丈夫。単衣にはもってこいなのです。本塩沢はやや高額ですが(白鷹御召はかなり高額)最近はかなりお求め易くなったと思います。また、塩澤の様な風合いで十日町の塩沢物語という商品もあります。お値段は反物で10万円以内(買取り仕入れの場合)。もちろん本塩澤のしっかりした風合いには及びませんが、着心地は良いです。
 御召生地には西陣、十日町、米沢など産地で様々な素材がありますが、概ね単衣には向くと思います。

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茶道のきもの 初夏の装い

 茶道では年間を通してお茶会があるので、装いにも悩まれることが多いでしょう。特に袷(あわせ)から単衣(ひとえ)切り替える時期は考えものです。一応、衣替えは6月からが単衣なので、それを守っていれば間違いないのですが、実際は5月の始め頃から暑くて単衣を着たい年もありますよね。私の茶道教室のお仲間の中には4月から単衣を着たいと言われる方もいらっしゃるくらいです。
 普段のお洒落着ならさほど気にせず、暑ければ単衣を着れば良いと思いますが、お茶会などあらたまった場所では衣替えの時期をある程度考慮した方が良さそうです。ただ温暖化の影響で5月の後半ともなれば、単衣を着ても良いというムードもあると思います。
  また、胴抜き仕立てにされる方も増えています。基本的に胴裏の上部分を抜いて仕立てますが(胴裏全体のを抜く場合もある)、八掛を付けるので袷に見えます。こうすると袷よりは軽く、涼しくなります。

※八掛:着物の裏地で裾、袖口、衿先に合わせる。表地の色と同色か、相性の良い色を付ける。
※胴裏:着物の裏地で白絹。胴や袖の裏など八掛以外の部分。

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三勝江戸元禄染 浴衣 アップしました

三勝ゆかた
Sankatusuzume
いと善のホームページにアップしました。
3月に京都の問屋さんで浴衣の受注会をするということで、見に行ってきました。中でも三勝の浴衣は格別で惚れ込みました。早速受注をして4月に上がって来たのでホームページにアップしています。浴衣の他に綿の細帯も良かったので仕入れています。
その他、下駄、巾着、プレタの浴衣(4,200円〜)なども入荷しています。

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桜の京都で京友禅と舞子さん

”舞子は〜ん”とMaiko_2
 4月5日、6日と桜の京都へ行ってきました。広島の呉服屋グループで、年に一度お客様と一緒に一般のツアーでは味わえないような旅行をしようと企画したもので、友禅染め工房、都おどり、祇園のお茶屋で舞子さん芸子さん遊びなど満喫してきました。
 友禅染めは吉江染工房という染屋さんを訪ねました。普段は見学できるところではないと思いますが、京都の問屋さんのコネで工房の社長さんの案内で一通り行程を見せてもらいました。京都では珍しく図案、糊糸目、手描き、型染め、糊伏せ、地染め、蒸し、友禅流し、まで一貫生産するところなので、参加された皆さんも分かり易かったと思います。今ではとても手に入らないような図案帳なども大量に保管されていて私も大変興味深かったです。 
ホームページでまとめてみました→

 今回のツアーの見所はやはり祇園の「都おどり」とお茶屋遊び。都おどりは毎年桜の季節に歌舞練場で行われる舞子さんや芸子さんの華やかな踊りで、本当に見事なものでした。お茶屋には実際に舞台で踊られた舞子さん芸子さん地方さん(三味線や歌)が上がられます。私たちのお座敷に上がられた舞子さんたちは皆さん奇麗な方ばかり、美しいしぐさでお酌してもらったり、間近で祇園の踊りを披露してもらったり、とっても楽しんでしまいました。
 こういうところで遊び馴れている人たちは気の利いた会話や遊びで満喫するんだろうなと思いつつ、舞子さんにお酌してもらいながら緊張してだまっててももったいないので、とりあえず得意分野の着物の話をしてました。この世界の方はやっぱり着物が好きですからね。当然着物にはこだわりがあるようで、芸子さんは地色や模様を自分の好みで誂えた着物を着てました。
 祇園のお茶屋さんなんて一見客は入れないと聞いています、京都の呉服関連のコネのがあってこういう老舗のお茶屋さんに上がれたんだと思います。一緒に行かれたお客さんは本当にラッキー!とっても喜んで頂けて良かったです。
 お座敷を出るとすぐに京都屈指の桜の名所・祇園白川界隈を散策。最高の天気で最高の桜を堪能できました。
 今回参加者の多くは着物で来られたので、雰囲気がとても良かったですよ。こうなると「やっぱり着物がいいね!」という話になりますね。


吉江染工房Yoshiesome


歌舞練場・満開の桜Kaburenjyou1


踊り
Odori

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西陣御召(おめし)展開催決定

ホームページ参照→
平成20年「西陣御召展」予告   (お召し)
日時:平成20年9月27日(土)28日(日)29日(月)
会場:泉ホール4階(東広島市JR西条駅前)
◎舎人座・堀淳和氏来場 西陣御召織元
    デザイン、コーディネイトの卓越したセンスが評価されています
「舎人座(とねりざ)」の西陣御召は洗練されたデザインで極めて着心地の良い織物に仕上げています。 お茶席、社交着からお洒落着まで幅広くお召し頂けるのも魅力! 西陣御召は歴史のある伝統工芸ですが、無形文化財の織物の様な技術的制約がないので、糸の使い方、パターン、デザインを自由に工夫することができます。織元の堀淳和氏は常に新しい織物表現に挑戦し続けていると言います。

  平成19年11月に東広島市西条駅前の泉ホールで開催した「平成の西陣御召(おめし)展」が大好評でした。 着物通の間ではずっと好まれて着られていた御召ですが、きものブームの深化と相まって時代にマッチしているように感じます。
 実際にデザインをされている織元の「堀淳和氏」が来場し御召の歴史、技法、デザインなど丁寧に説明しながら お一人お一人に合ったコーディネイトを提案してくれたこともあり、ご来場のお客様に本当に喜んで頂けました。 もちろん押し付ける感じが全くないのも好感がもたれたと思います。

 全国的にも引く手あまたの舎人座御召展なので、平成19年の展示会が終了直後に一年後の開催をお願いしていました。5ヶ月先の話ですが東広島市内またはお近くの方は是非見に来て下さい。

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着物でお煎茶(せんちゃ)の稽古

 縁あって私の嫁さんがお煎茶を習っています。始めて1年程度でしょうか。
お稽古はいつも着物。この日の着物は格子柄の織物に、うさぎと桜柄の細帯を締めています。気軽な街着的な装いです。下の写真はその稽古風景。
 9年くらい前からお抹茶(茶道裏千家)を習っているので、平行してお煎茶を習うのはこんがらがる部分もあってなかなか大変そうです。
この日はたまたま私も遊びに行ったので2服ほど頂いてきました。お煎茶は小さな器で少しだけ頂きますが、苦みとまろやかさが口に広がって何とも良い心地になります。
 
 お煎茶教室はなかなか少ないと思いますが、東広島市またはその周辺のお住まいの方で興味がある方がおられたら習われたらよいと思いますよ。着物を着る機会にもなるし。
先生はいつもにこやか、とても良い方で堅苦しくなく丁寧に教えてくださいます。

・流派:日本礼道小笠原流 
・ 講師:松村とし子先生  電話0823-82-2131
       (お忙しい方なので留守のことも多い様です)
・場所:サンスクエア2階和室(東広島市西条西本町28-6) 
 
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