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2007年12月

仕事納め

 本日で今年の仕事納めとさせて頂きます。仕事もようやく一段落して、新年を迎えたいと思います。
お陰さまで「いと善」は今年一年、業績を伸ばすことができました。きものが大好きなお客様も年々増えて来ていることがとってもありがたく、嬉しいことでもあります。
 呉服市場全体は予想以上に冷え込んでしまい、呉服屋としては大変厳しい中でしたが、着物に惚れ込んで、商品そのものの魅力はもちろん、文化や楽しみを掘り下げて行ったことがよかったのかもしれません(まだまだ発展途上ですけどね)。
 呉服に限らず、どんなビジネスも年々市場環境が激変している中、現状に立ち止まっていたらすぐに飽きられてしまう世の中ですから、私も気を引き締めて来年以降も更に進化していきたいと思います。

着物でお正月を過ごすという人も結構増えているようですね。初詣で色んな着物姿を見るのも楽しみです。
 来年もよろしくお願い致します。良いお年を。
 

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年末は和装コートがよく売れています

 年末は何かと大忙しです。ブログも少しお休みぎみになっているので、ちょっと一息ついて投稿します。
例年、12月も後半になるとお客さんも着物を買う気分ではないようで、なかなか呉服屋は商売にはならないものなのですが、今年はお陰様で道行コート、道中着、ショール、袋帯 などのご注文が結構あり、忙しくしています。やはり寒くなると、コートや羽織、ショールがほしくなりますよね。例年よりも力を入れて提案をしてみたのもよかったのかも知れません。ビロードのコートや、御召の着物地を道中着や羽織にして、残り布をショールにするなど、とても良い感覚のものが出来そうです。またオーソドックスな絵羽の道行コートも好評でした。訪問着や留袖などフォーマルの装いに向くものです。
今日は、ようやく店の大掃除に取りかかります。奇麗にして気持ちよく新年を迎えたいと思います。

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着物選びは縁を大切に


「いと善サイト→失敗しない着物選び」に掲載した内容です

「きものはご縁もの」
 一般に着物は高額ですし、TPOやコーディネイトなど分かりにくいことも多いものですから、 購入時には大変迷われることと思います。また、昨今の着物ブームで様々な着物本が出版されていたり、インターネットで 膨大な情報を得られるので、イメージや知識が先行してなかなか購入する着物を選べない方が増えているように感じます。 ”色んな店を廻ってたくさん商品を見て、悩んで悩んで 本当に気に入ったものを購入する”という感じですね。 特に40歳代以下の方にその傾向が多く見られますが、私自身そういう 傾向があるので、 その気持ちはよ~く分かります。もちろん悪いことではありませんよ。こだわりは大切ですし、売り手の口車に乗せられない為の知識も必要です。 しかし着物についてこだわりが強すぎて、逆にあまり良い買い物をされてないのでは、と感じることが呉服屋の目から見てよくあるのです。  
 「着物選びは結婚相手を見つけるのと似ている」といつも思うのですが、デザイン・ 品質・価格が全くイメージ通りの 品物にはそう出会えるものではありません。理想を追い求め過ぎると、自分にとって本当に良いものを見逃してしまうことが多々あります。 ある着物に出会って何かイメージとは違う部分があっても 自分の感性に響くものがあれば、その出会いを大切にして頂きたいのです。そういう着物は愛用しているうちに、自分と解け合って愛着が深まってくるものではないでしょうか。着物は人生と共にあります。  
 そして、「お客様と呉服屋との出会いもご縁」だと思います。着物はモノと値段の価値だけではありません。「あのお店のあの人が私に合わせてくれた着物だから長く安心して着ることができる」という関係を築いていただくことが大切です。売り手の言いなりになるのではなく、信頼できるプロを見つけて下さい。頭が古いと思われるかもしれませんが、どんなに技術や流通システムが発達した社会になっても、人と人との関係なくして良い着物との出会いはありません。  
 そういう意味で呉服屋の責任は大きいと思います。実力もないのに「信頼して!」なんて言えませんからね。お客様の人生と共にある着物のお世話をさせて頂くわけですから、それに値する呉服屋にならないといけないと思っています。知識も必要ですが、人間を磨かないといけませんね。

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ウールの着物で茶道の稽古

 今日は第二火曜日で茶道(裏千家)の稽古に行ってきます。稽古は夜なので、店にいる間少し練習して行くつもりです。ここが自営業の良い所!といっても練習する暇もないくらいお客様が来店されたらすごいんですけどね。
 本日の着物はシルクウールのアンサンブル。ウールは単衣で仕立てますが、とっても暖かく、着崩れもしにくいので冬場に最もよく着る着物です。今日着ているウールは青系統の蚊絣(かがすり)風で、シルクが15%くらい入っているので艶(つや)があって、見た目にはシルク100%に見えるものです。実際同業者の方にも、シルクだと思われることがしばしばです。あまりカジュアル過ぎず、茶道の稽古には向くかもしれません。
 最近、綿や麻の着物と並んで天然繊維でしかも手頃な「ウールの着物」に人気が出ているようですが、男物のウール着物は現在殆ど生産されていないと思います。数十年前にはよく作られたもののようで、当店には男物のウールアンサンブル(着物と羽織)用生地がたくさんありました。15年前に私が跡継ぎとして店に戻った頃には男の着物はあまりにも売れなかったので、私が自分用に仕立てたり、年月を掛けて少しずつ販売したりで、今は5〜6点(疋)程度となっています。質の良いものばかりなので、かなり貴重な在庫だと思います。

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今日の店内ディスプレイ

本日の店内1階は総絞りの振袖をメインにして、正月小物や風呂敷を並べました(写真は1階の半分くらいです)。
2階は「歳末大売り出し」に向けて新しい商品も入荷したので、今から少しずつ並べています。0712tennai

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中国新聞Cue、成人式振袖取材

「中国新聞Cue編集室」さんでは、来年の成人式直前号(1月11日金、東広島版)で、振袖特集を組まれるとのことで、編集担当のOFFICE-T(オフィス・ティー)さんが、本日「いと善」に取材に来られました。振袖を着た時の立ち居振る舞いを詳しく教えてほしいということで、先ずは19歳のスタッフの方に振袖の着装をして、階段の上り下り、椅子の座り方、車の乗り降り、着崩れの直し方などを説明しながら、実際に体験してもらいました(着付も説明も殆ど家内がしたのですが)。モデルになられた方は着物を着るのは七五三の時以来とのことですから、はじめは階段の上り下りなどぎこちなかったようですが、ちょっとしたコツを覚えれば、直ぐにさまになってきたようです。本人さんも良い経験になったのではないでしょうか。
最近は振袖本も多数出ているので、立ち居振る舞いについては大方のことは書いてあると思います。ただ、実際に着物を着て動いてみないとガッテンできないことも多いものです。そういう意味で、ここまで来てちゃんと体験して取材された編集室の皆さんはえらいですね〜!
Cue東広島版は毎週金曜日に中国新聞に入っているので、東広島市で中国新聞をとっておられる方は1月11日号を見てみて下さい。(その他、東広島市市内で2万件ポスティングしているそうです)

※中国新聞は広島市が本社で中国地方で発行されている新聞社です。
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いと善2階にて

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京都で和装品を仕入れてきました

12月3日京都で仕入れをしてきました。今回主な仕入れは「奥野」という帯問屋さんと、「井登美」という大手の和装小物屋さんです。
奥野さんは帯専門問屋らしい品揃えをされています。小物類もとっても気の利いたものを幅広く置いておられるので仕入が楽しみな処です。今回はショール、和装バッグ、帯揚、帯〆、御召着尺、ビロードコート地、袋帯などを仕入れてきました。今月の店内売出でも出品します。御召などはコート類にしたらいい感じのデザインです。
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また、この店はロケーションがいいんです。ちょうど嵐山で有名な渡月橋の近くに店を構えておられるので、今のシーズンは最高です。私が行った時はもう紅葉のピークは過ぎていましたが、少し枯れた感じの嵐山もなかなか良いものでした。観光客もかなり多かったです。

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また、近くには十三詣り(じゅうさん まいり)で有名な法輪寺があるので、こちらも散策してきました。十三詣りは、旧暦の3月13日(新暦の4月13日) の間、その年に自分の干支をむかえた数え13歳になった男児女児がお詣りするもので、勿論着物を着るのですが、四つ身を卒業して、本身の着物(揚げをして着せ付ける)を着る大人への第一歩という大切な行事です。法輪寺は呉服屋としては知っておきたい場所なんです。
井登美さんでは、上質な江戸組紐の帯〆の中でも更に上質なものを仕入れてみました。やっぱりいいですよ。

今月の「歳末大売出し」でも出品するので、お近くの方は是非見に来て下さい。
[詳しくはいと善ホーム—ページをご覧下さい]

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